リーフです。現在、放射線科専攻医1年目になりました。
これまで初期研修期間を含めて、医学書100冊以上購入し、読んできました。
画像診断だけでも現在25冊以上になります。
今回は「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン②」についてレビューしていきます。
【画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン②】
この本の良いところ↓
・本が薄い
・縦隔・心臓・乳房・脊椎などマイナーな分野の画像診断を学べる
「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン①」(便宜上①を書き足しています)
同様、若干厚くなりましたが、
今回も比較的薄めです(約230ページ)。
↑でも書きましたが、このシリーズの良いところですね。
(というか羊土社が出してるこのサイズの本は、これぐらいの厚さが多い気がします)
「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン①」の方は、
メジャーな疾患・読影について重要なポイントが絞られていて、
かなりおすすめできる内容だったんですが、
「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン②」
はちょっとマイナーな内容が多いですねーーー。。。
正直そこまでおすすめできません。
放射線科診断医を目指す僕にとっては、
むしろこの縦隔・心臓・乳房・脊椎のマイナーなあたりを、
薄めの本で重要なポイントだけ知れるというのはかなりうれしいところなんですが、
(だいたいマイナーな分野は、あつーいくわしい本しかないので。)
学生、研修医が心臓・縦隔、特に乳房の画像診断をはたして学ぶ必要があるのか。。。笑
ただ、肺血栓塞栓症や、尿管結石、閉鎖孔・鼠径・大腿ヘルニア、活動性出血など、
かなりおすすめできる内容も載っていて、
評価が非常にむずかしいところです。。
「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン①」の方で通読が大事と話しましたが、
「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン②」に限って言えば、
必要なところ、気になるところだけ読む、
という読み方であれば、②のこの本もかなりおすすめです。
あとは、重要なポイントが載っているというのは変わらないので、
マイナーな分野の画像診断も知りたい、
という人には①同様かなりおすすめです。
もし読んだら新しい知識ばかりで、
画像診断のレベルを上げてくれることは間違いないです。
【画像診断本:画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン② まとめ】
正直そこまで強くおすすめはしませんが、
・マイナーな分野の画像診断も知りたい人
・必要なところ、気になるところだけ読みたい人
にはとてもおすすめできます。
ただ、もし「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン①」を読んでいなかったら、
まず①↑を読む方が断然おすすめです。
もし気になってる方がいたら買ってみてください~。
それではまた!
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