リーフです。現在、放射線科専攻医1年目になりました。
これまで初期研修期間を含めて、医学書100冊以上購入し、読んできました。
画像診断だけでも現在30冊以上になります。
また、詳しくは自己紹介文に書いていますが、
来年度途中から放射線治療にすすみ、
ゆくゆくは漢方専門医としての道を選ぶことにしました。
それまでに放射線科医として画像診断をしてきた中で、
一般の方や、学生をはじめとする初学者~専攻医~各科の先生に
おすすめの画像診断本をまとめていこうと思います。
今回は「鑑別診断のポイントシリーズ」についてレビューしていきます。
【鑑別診断のポイントシリーズ】
このシリーズの良いところ↓
・定番雑誌「画像診断」の増刊号
・鑑別診断に困らなくなる!!!
「画像診断」という放射線科定番の雑誌の、
増刊号のシリーズです。
以前こちらのシリーズの救急を紹介しました↓

救急を含めて、
・救急疾患の鑑別診断のポイント
・頭部の鑑別診断のポイント
・肝胆膵の鑑別診断のポイント
・婦人科疾患の鑑別診断のポイント
・骨軟部腫瘍の鑑別診断のポイント
が発売されています。
僕自身が通読したのは、
救急、肝胆膵、婦人科の3つなんですが、
本当にめちゃくちゃいいです。
前回紹介したKEYBOOKシリーズは、
疾患ごとに説明が載ってる辞書的なものです。
今回の鑑別診断のポイントシリーズは、
小腸拡張があったら何を鑑別にあげればいいのか、
門脈周囲浮腫があったら何を鑑別にあげればいいのか、
T1WIで高信号の卵巣腫瘤があったら何を鑑別に上げればいいのか、
実際の画像所見からどうアプローチしていけばいいのか、という本です。
実臨床での考え方に即した本です。
なので、KEYBOOKシリーズ
とセットでぜひ読むととても効果的です。
ただ鑑別のポイントシリーズは
KEYBOOKシリーズほど
全分野が網羅されてないんですよねーー。。
ただ、逆に言えば、
鑑別診断の必要性が高い分野に絞られているともいえます。
(。。。まー胸部とか、消化管とか、
普通にいろいろ出してほしいですけどね笑)
【画像診断本:鑑別診断のポイントシリーズ まとめ】
分野がやや限られているとはいえ、
すごくすごくおすすめです。
KEYBOOKシリーズとセットで読むことでさらに効果的です。
気になったらぜひ買ってみてください!
それではまた( `ー´)ノ
学生・研修医におすすめの厳選書です!↓

