リーフです。現在、放射線科専攻医1年目になりました。
これまで初期研修期間を含めて、医学書100冊以上購入し、読んできました。
画像診断だけでも現在25冊以上になります。
今回は「胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます!」についてレビューしていきます。
【胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます!】
内容がまとまっていていい本ですね。
この本の良いところ↓
・胸部X線・CTの読影手順が載っている
この本の良いところは、
胸部X線、特にCTを見るときの目線の動きが書かれていることですね。
他にも、フローチャートやチェックリストが載っていて、
実際に画像を見たときにどこをどう見ていけばいいのかを教えてくれます。
胸部X線や、CTを見たときに、ほんとにはじめは、
「肺野・・・・・はきれいか。CP-angleも大丈夫そうだな。えーあとはCTRとか測っとけばいいのかな。。。」
みたいになりがちです笑
僕も学生時代に、呼吸器内科の先生に教えてもらうまでこうでした。笑
CTもなんとなくコロコロしながら、肺野を見たり、心臓見たり、血管見たり。。。
「んーよく分かんないけど、これでCT見れてるのかなーーーー。。」
みたいな感じでした。
この所見はこうだよ!病気の時はこんな所見になるよ!
みたいなことを教えてくれることはあっても、
意外に実際カルテの前で画像のどこをどうコロコロして見ていくのか、
しっかり教えてもらう機会ってあんまりないんですよねー。
(講義とかで教わることもありますが。)
その点、この本を読めば、
どう実際に画像を見ていけばいいのか、
という悩みが解決します。
ただ、この本、読影手順が載ってるのはとてもいいんですが、
全体的に「レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室 第2版」の方が、
見やすくて、読みやすくて、分かりやすいです。
なので、もし胸部画像の勉強をしたいなら、こちらの方↓がおすすめかなって感じです。
「病態や所見より、どう画像(胸部X線・CT)を見ればいいのか知りたい」
という人は今回の本がおすすめです。
【画像診断本:胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます! まとめ】
「レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室 第2版」の方がおすすめですが、
胸部X線、特にCTの実際の目線の動きを知りたい人にはかなりおすすめできます。
もし気になった方がいたら、購入して勉強してみてください。
それではまた(@^^)/~~~!
学生・研修医におすすめの厳選書です!↓